チーコと私の病床日誌(162)

2022年1月1日、朝洗濯してエアコンで乾し、仏様に柿と屠蘇を上げる。今日は晴。いつもより暖かい日になりそうだ。夜、久しぶりに次男の嫁の祝膳で屠蘇酒を飲み、昼かけてきた長男に電話して30分程話をする。

1月2日、スーパーに買い物に行ったが、どこも休み。駐車場で、次男から電話。次男一家の映像を見ながら新年の挨拶。コンビニで弁当やパン等を買って帰る。少し寒い感じだが、3時頃から5時頃まで北畠の畑の部分を掘り起こし、根の付いた萱を捨てる。来年は少しは畑らしく成るだろう。

1月6日、今年も年賀はがきが何通か来たなかで。妻の同級生のキクエさんからも来ていた。施設に入院当時はベットに腰かけて話した妻の様子を尋ねる内容だった。ガラス越しでの面会だが、もう車椅子に寝たような状態ですが、ご飯も美味しいと言っているし、満足しているようですと返事を書いた。妻が元気な頃、キクエさんの家から貰った「リョウブ」の花が綺麗だと言って、柵を乗り越えてきたマンションの女性は、多分、妻が草取り中に知り合った人だったのだろう。

8日、朝、下着靴下の洗濯。その後、私の父母の遺骨は何処にあるのかと次男から聞かれたことを思い出し、世尊寺に永代供養されていると答えたが、この件のついては、家の宗教改革と関連するので、一筆残して置かねばとパソコンに書き残した。洗濯物を干して昼になり、気温も12度になったので、久しぶりに庭仕事。マンションに枯れ葉が落ちる黒松の剪定や、境にリョウブを植え込み、竹林に巻き付いた藤蔓の除去、溝の濠護岸などで5時半に終わる。

10日、気温13度で暖かいので、11時半から庭仕事。まず、マンションの敷地に入り、出ている枝を切り、気になっていた松葉も掃いて、北畑に戻り、特にソメイヨシノの周りの大きい草を鍬で掘る。濠際に生えた龍の髭はここでは綺麗だが、この草やススキは足に絡まる。明日は雨。椿やゆずりはアケビ等を植えて、5時半に終わる。

12日、今日、好生館に行く日。朝9時過ぎに車で出発。10時頃から心電図、レントゲン、ペースメーカー検査、診察では、2月の手術の相談日を、寒いからと3月2日に伸ばしてもらった。今コロナで、好生館はベッドの空きが無いそうだ。まあ、こっちは前回同様日帰りでも大丈夫だと思うが。12時に診療費1070円支払い、食堂で定食を摂って帰る。

16日、昼から少し暖かになったので、午後3時から、やり残したヒマラヤ杉の根本の赤い花の球根をすべて除き土を被せる。5時前に終わる。

17日(月)、朝9時半、近所の歯科病院に行く。上歯に空いた穴に詰め物をして貰ったが、混んでるらしく、次は今週の金曜にしか予約出来なかった。健康のためには、ときには断食も良いと聞く。たまには昼飯抜きにしようかな。

19日、このところ急に寒くなったので、ズボン下のタイツを買いに行く。ユニクロとか、大きな薬局に行くが、以前のような毛の物はなく、薄いタイツしかない。まあ仕方ないと履いてみると、これが意外にも暖かい。結局、安売りの黒のスエット2着とトレーナー上下を買った。

22日、夜中1時過ぎの地震は電灯の笠が揺れる程度だった。午前11時前、どんぐりに、妻の三回目のワクチン接種をするための承諾書を持って行く。水仙の花を持って行こうかと考えたが、ニラと間違えた人が腹痛を起こすなどの毒があり、ひょっとしてと思い断念。ガラス戸の向こうの妻は相変わらず反応はないが。3月は梅、4月は桜を持って行く予定。明日は雨。