2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

詩(花火)

いつのまにか 二人だけになっていた どこか迷路じみた 故郷の田舎 曲がりくねった あぜ道を辿り 狭い江湖を舟で遡っていくと 岸の葦がさらさらこすれ おまえは絶えず笑っていた (あれはいつのことだったか?) 舟着き場につくと 道端に並ぶ黒い影 ー目鼻の…