鬼は外(ほ)きや 福は内、福は内 寿老人じんけんのすけ 毘沙門天の悪魔ばらい えびす三郎左工門どのが 金の釣竿五色の糸で 鯛のべえべえ釣りあげた このわらべ唄は、佐賀の子どもたちが七福神に扮して、一月七日の夜家々を廻りながら唱えたものだそうです。…
「一体何時になったら景気は建て直るか、屠蘇に酔ふ者も忘られぬ問題、商人は泣き売りの惨状」、昭和六年一月六日付の佐賀新聞の見出しである。 大正期以来の不況の波をうけ、すでに佐賀東部の神埼銀行が、ついで九州五大銀行の一つ古賀銀行も休業にはいり、…
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