チーコと私の病床日誌(161)

12月8日、相変わらず寒い。1昨日の、犬に吠えられながらのヒマラヤスギの立て直しで少し腰が痛み、昨夜から膏薬を張っている。班長のSさんから、リンゴが届き、奥さんも寄ってくれた。前のSさんからはお礼の書置きが郵便受けに入っていた。こっちの一人ごとにもk家の犬の吠え声は相変わらず。前に大きなキャンピングカーが止まっている。

10日、腰の痛みはまだ取れない。スーパーでもゆっくりとしか歩けない。風呂に入ってから、昔、哲郎君から送ってもらった膏薬の冷シップを今度は温シップに替えて見る。さあ、明日は治るかな。

11日、朝6時に起きる。腰痛は大分良くなったが、完全ではない。用心のため再度温シップを張っておく。北の古賀家の田がマンションになってから、よくゴミがこっちに飛んでくるようになった。一時は、引っ越し時の不用品。中国人が飲んだビールの空き缶などもあったが、今でも、世の中への腹いせなのか、ゴミの投棄は終わらない。いつか、何もないコンクリ地面を掃いている清掃員に、「溝の中も見てくれ」と云ったら、そのためか、屋敷のほうに菓子袋などのゴミが置いてあった。

14日、午後12時、傾いたヒマラヤ杉を何とか立て直そうと思って、周りを掘り、車力の棒で色々したがまだ無理。残っているかも知れない根を切り、雨が降ってからまたしてみよう。

15日、諫早のS家から、昨日の電話記録があったので、今日夕、何事かと電話したら、奥さんが携帯をいじっている時に、間違ってかかったらしい。まあ、何事も無くて良かった。h君は相変わらず無職で母の介護。Rちゃんはほぼ毎日来るとのこと。

16日、雨がかなり降ったので、夕方、雨の中、傾いたヒマラヤ杉に結んだ綱を引っ張ってみたが、少しだけしか動かない。やはり、根を探して切らねば。

18日、夜、8時半頃から、パソコンでの長男の指導で、スマートホンの不具合を改善し、10時に終わる。

20日、昼前、川副町まで行って長男、次男、次男の嫁の実家にお歳暮を贈る。帰ったら近所のSさんから餅やリンゴなどの包みが置いてあった。家の渋柿のお礼と思うが、早速電話はした。午後3時から天気になったので、庭仕事。風呂は毎日沸かしているが、近頃は、もう1回体を温めてから寝ている。

22日、午後3時~5時、庭仕事。

26日、夕方6時前、長男と電話。久しぶりに孫の長女の声も聴いた。

27日、昼に次男に電話(次男の嫁からのお祝膳2個の礼)。午後3時半、少し寒いが、天気は良いので、倒れかかったヒマラヤ杉を起こす作業にかかる。相変わらず前の犬は吠えるが、気にせず、周りを掘り起こし、綱を引っ張る。元に戻らぬよう脚立で支えながら、又綱で引っ張るの繰り返しで、どうにか前の位置に戻すことが出来た。動力線に触りそうな枝を切り、掘り返した土を根の下に戻す。ほんとは、根本に裏の竹を何本か打ち込んでおけば良いのだが。綱はしばらくそのまま張っておくので、よほど強い風が吹かない限り大丈夫だろう。

29日、1日小雨。夕方、少し跳ね上がっているヒマラヤスギの根本に竹を3本ばかり打ち込んだ。綱はまだそのまま。

31日、今日は大晦日。妻は無事施設で新年を迎えるだろう。明日の屠蘇酒を父母の仏壇に供えると、色々昔のことを思い出す。父の介護、家の相続の件では千鶴子に苦労をかけた。私の気持ちでは、家で面倒を看たかったが、「ご飯が美味しい」「淋しくない」「よく眠れる」と施設の介護に満足している妻の様子で諦めた。来年はなんとか立ち直ってと思うが…、新しい家庭と子供のために頑張っている次男を応援する。