チーコと私の病床日誌(42)

3月3日(木)昼1時半からホームへ。1週間ぶりだが、チーコの元気な顔を見て嬉しい。妻も私を待っていたと言う。私が持っていった花の名を自分から「サンシュウ」と言ったのには驚いたし、嬉しかった。妻の話では、医者からは「いつでも帰っていいよ」と言われているらしいが、帰っても、「私は何にも出来ないから、あんたが大変よ」と念を押す。ベッドの枠に掴まらせて立たせようとするが、立てない。まあ、ここを別荘だと思って、ゆっくりリハビリしてね。一人でトイレに行けるようになったら、いつでも帰れるからね。チーコ。
3月5日(土)桑田君から第2詩集(5季)か送ってきた。同人誌「3人称」の服部、香月、大月君、連詩の徳永君など、佐賀新聞詩壇出身の人たちが、それぞれ、新しい詩の開拓に努力しているのが頼もしい。
3月7日、今日は、予報どおり、24度と気温も高く晴れたので、冬物のジャンバーを洗って干し、久しぶりに庭仕事をした。庭中の槙の樹はできるだけ枝葉を切り詰め、通りに面したヒマラヤ杉は、鬱蒼と生い茂ってしまったので、枝を整理したら、いくらかすっきりとなった。