チーコと私の病床日誌(60)

6月13日(月)表の笹の伸びた所を鋏で切っていたら、近所のEさんが声をかけてきて、チーコの居る施設を訊くので教える。本とホタルブクロを上げる。
6月15日(水)梅雨の間の晴、体調もいいので朝から庭仕事。草取り、枯らす予定の樹の芽掻き、周辺に芽吹いた竹の伐採、倒れた物干しの支柱立てなど。昼食を挟んで、4時半まで、久しぶりの作業に大分疲れた。
6月17日(金)3時過ぎから、一昨日に続いて、樫の樹の芽掻き、隣家に伸びた笹の切り取りなどをして、入浴、晩飯後、8時から寝るが、なかなか眠れない。咳も出る。結局、風邪薬を飲んで、12時過ぎから眠る。
6月18日(土)今夜も7時半に床に就くが、眠れない。11時過ぎに起きて、ヘレンケラー「奇跡の人」の日本版を見る。眼も見えず口も利けない女の子を、周りで世話をする人びとの優しさ。最後に、子供が、物には皆名前があることを知る場面は圧巻。
6月21日(火)晴、昨夜はひどい降りだった。2度ばかり夜中に起きて、窓から堀の水位を透かし見たが、幸い水は落としてあり(樋門の管理組合がしている)、いつも畑まで来ていた水は見えない。20日、21日と続いた雨は止み、天井裏に引っ越してきていた鼬(?)の騒ぐ気配も今日はない。11時過ぎ、茨城の次男からのメロン2個を受け取る。