チーコと私の病床日誌(58)

5月29日(日)雨、朝10時半、次男から風邪の見舞い電話。あわせて嬉しい知らせに元気が出る。
5月30日(月)晴、風邪薬が無くなったので、午前中、自転車でM病院へ。診察も異常なし。
6月1日(水)いつも回覧板を持ってくる前のKさんと、立ち話。私の妻が歩けなくなったという話から、回りがみんな車椅子だからではないか、と言う。Kさんも自分の母親を2日おきぐらいにケアハウスに送っているが、家では、まだ、ちゃんと歩いていると言う。参考になる話だ。
K病院からS病院のケアハウスに替わった当初は、チーコはまだ多少歩けたが、危ないからと、車椅子にベルトで固定されてからは、歩けなくなった。当時、1日おきの見舞いのたびに歩く練習をさせていたが、もう今では、立つことすら出来ない。本人の忍耐と気力もあった上で、毎日の日課としてさせなければ、回復は難しい。