チーコと私の病床日誌(128)

11月10日(土)、夜7時、暗くなってから若者2人来宅。ビビックへの加入勧誘で、申込書を書く。長男に電話したら、解約したほうがいいとのことで、相手の電話番号を伝える。
11月11日、晴、午後2時から、庭北の梅とさんしゅう、北畑の源平空木の剪定。5時に終わる。
11月13日(火)、夜8時半、10日の相手から電話があり、ビビックをキャンセルする。よかった。長男にもその旨伝える。
11月15日、晴、昼から4時半まで、雑木の剪定整理。
11月17日、晴、午前12時から、県の駐車場に車を止め、1時からの県文学賞の表彰式(11階)に出る。2時からの座談会には、最初「小説」のほうに行き、後半は「随筆」のほうに出る。その後、1階で、K君が開いた、「池田君をしのぶ会」の開催準備会に参加する。
11月18日、曇、午後4時からホーム。今日は、部屋で、手をとって話しかけると、「淋しくないよ」とか、「元気だよ」とか、わりとはっきり答えが返ってくる。チーコ宛に書いた「詩」を読むと、一言づつにうなずいて「これ私に?」と聞く。嬉しい。家での作業などの話をして、5時の食事前に別れる。
ちーちゃんへ
今は離れて暮らしているけど/気持はいつも一緒だよ
いつの日か/ちーちゃんとぼくの/二つの体が/壊れてしまったら/ぼくらは魂だけになって/空に浮かぶ白い雲に乗って/気の向くまま/あの青空で遊んでいるだろうな
今は気持が苦しいけど/これはみんな/壊れかけた体のせいで/仕方がないことさ
色々思って/苦しくても/楽しかった昔のこと/忘れはしない
ちーちゃん/頑張れよ/怖がることはないんだ/この花電車/次は幸福駅
お父さんや/お母さんも/待っているよ