チーコと私の病床日誌(76)

10月30日(日)午前10時から1時まで庭仕事。午後2時からホームへ。持っていったジンジャーの花を居間と部屋に活ける。介護婦が「いい香り!」と言ってくれる。部屋で、妻は茨城の栗饅頭を美味しい美味しいと言いながら食べる。口を拭いてから、介護婦に断って外に出る。秋の日差しの中のひと時。
11月1日(火)晴、風が多少あるが、10時ごろから、マンションと北畑の境の樹木の剪定をする。三脚も使い、1時ごろまでに終える。昼食を食べに出かけようと表に出たところで、散歩帰りのSさん夫婦と久しぶりに会って、近況など色々話す。夜、洋画「パリの恋人」を観る。主演のオードリーヘップバーンの表情も演技も、昔の妻を思わせる。
11月3日(祝)晴、朝10時から、畑で大きくなった樹を、護岸の杭にしようと、3本根元から鋸で切り倒す。この作業で左腰を痛め、冷湿布を張る。
11月5日(土)中部広域連合から送ってきた介護保険証を持って、昼からホームへ。持っていった山茶花を活け、お菓子の後、一緒に写真を見る。

ジンジャー