その岩山の崖下には、ぽかんと開いた洞窟があり、中から涼しい風が吹いてくる。大きな木柱の案内板がそばに立っていて、大きく墨書で「仏山」と書いてある。 炎暑の外から穴の中に入ると、洞窟の中はひんやりとして、天井から吊るされた僅かな灯に、狭い通路…
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